社員ブログ
営業課の北野です。 日本紙工機械グループに入社して早くも1年が経ちました。 初めの頃はバッティング装置だのバックフィンガーだのグルアーに携わる人であればわかるような 用語もなにもかもがわからず、おろおろしていたなあと思います。 1年くらいですべてが分かったわけでもなく、やればやるほどわからないことが増えていく毎日です。 そういった意味ではおろおろしているのは今も変わらないですが…笑 機械を触って覚えるという目的で営業でありながらメンテナンスにも積極的に参加して、休日もお客様 のもとへお伺いしているのですが、気がつけば代休が20日以上溜まっている…。 (※弊社は代休が取りにくいというようなブラック企業ではありません。笑) 普段自分が代休を取る時は、日用品・食料のまとめ買い。 実家の大型犬をホームセンターに連れていってお風呂に入れる。 日本人帰化手続きに必要な書類を集めるため市役所や銀行、税務署に行く。 母親の病院の付き添いなどなど、基本何かしらやることがある時にしか代休を取っていませんでしたが、 先日「何もしない」をするために代休を取りました。 廃人のようにベッドでだらだら。腹が減ったらウインナーを適当に焼いて食べる。 ベッドの上が飽きたら財布など革のお手入れ。 数年前当時はまだ交際相手だった嫁からの誕生日プレゼントの財布。 もらってすぐ犬に見せたときに咥えられてついた犬歯の傷痕。 雨の日に来る前乗り込む時ルーフから滴ってきた雨粒の水しみ。 思い出に耽ったり理想の渋い色に育ってないなーとか考えながらお手入れが終わったらまたベッドへ。 ただ何もしない日を何気なく過ごすと日暮れ時に後悔の念に駆られますが、きちんとした目的意識をもっ て「何もしない」をすると清々しい。 ベランダの入り口を通せんぼするように並ぶ嫁お気に入りの観葉植物たち。 普段は邪魔で何度も蹴とばしたいと思っていますが、この日は愛おしく感じられました。 頑張ったご褒美として欲しいものを買う、おいしいものを食べるなど、かたちがあるご褒美も実感が得ら れていいですが、何もしない、何も残らない時間をあえてとってみると、充足感が意外とあります。 普段一生懸命の皆さん。全力で「何もしない」をやってみてください。