社員ブログ

6月12日 第一章終幕

先日、娘が結婚式を挙げました

昨年、「来年の5月に結婚式を挙げようと思う」と報告をうけ、その時はまだまだ先の話と思っていたのですが、
意外にあっという間でした
私もこの歳になると友人や先輩、親戚の結婚式には何度も参列し、結婚式・披露宴で新婦側の両親が涙する場面を
見てきましたので、「やっぱり娘の結婚式は泣いちゃうもんかな」「号泣したらみんな引いちゃうよな」
などと冗談交じりで妻と話していました

迎えた結婚式当日
介添えの方からの「バージンロード」の説明

「チャペルの扉が開くのは『新婦の誕生』です
そして祭壇までの道は『新婦がこれまで歩んできた人生』を表しています
一歩一歩、ゆっくりと娘さんのこれまでの人生を振り返りながら歩いてくださいね」
説明を聞いてる時点で涙腺が刺激されました

いざ、チャペルの扉が開き、
娘が妻に手を引かれてこちらに歩いてきます
妻がベールを下げ、いよいよ私と腕を組んでバージンロードを歩いて行きます
「一歩一歩がこれまでの娘の人生か」
「これまで色んなことがあったな」

などと思いながら...1歩、2歩と祭壇に近づいていきます
中ほどまで進んだとき、ボロボロとこぼれる涙

号泣とまではいきませんでしたが、やはりこらえきれませんでした

祭壇で待つ新郎に娘を託し、無事着席
式が終わるまで終始ハンカチを手放せませんでした

その後の披露宴終盤での”感謝の手紙”の朗読
私の涙腺は完全に崩壊したことは容易に想像していただけると思います

父の役目 第一章終幕





 

Page top