社員ブログ
風が少し暖かくなり殺風景だった庭に小さな花が咲き始めました。 白と黄色の花をつけた水仙です。春を告げる花でピンクやオレンジもあるそうです ヒガンバナ科で原産国はスペイン、ポルトガル、北アフリカだそうです。 スペインへしか行ったことは有りませんが、地中海沿岸に咲いていた花かと思うともっと詳しく知りたくなりました。 水仙は「ナルシサス」という学名で、ナルキッソスという名の美少年が登場するギリシャ神話がもとになっているの だそうです。 美少年でモテ期真っ只中だったナルキッソスは調子に乗って、誰も相手にしない、愛さないというスタイルを貫いて いました。 そんなナルキッソスにエコーと言う妖精が恋をします。 エコーはあることから呪いをかけられ、オーム返ししかできません。 ナルキッソスは事情が分からず、エコーをつまらない奴だと、ひどい言葉とともに突き放してし まいます。エコーはショックで飲まず食わずの末、姿を失ってしまいます。 全てを見ていた神様はナルキッソスを山の泉へ呼び寄せ、泉を覗き込ませます。 すると、ナルキッソスは泉に映った自分自身に恋をして、その場を一歩も動かなくなり、やがて死んでしまいます。 後にその場所に水仙が咲いたことから、水仙をナルシサスと呼ぶようになったそうです。 更に、この話がもとになっている水仙の花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」です。 また、良く知る「ナルシスト」の語源もナルキッソスだそうです。成程ねー。 話は変わりますが、黄水仙という名の日本酒もあります。 新潟県 加茂錦酒造㈱ 使用米 雄町 80% 精米歩合50% アルコール度13度(原酒) 加茂錦の若き杜氏が醸す清涼感のある香りと軽快さがいいですね。 ※ ご存じとは思いますが水仙には毒があります。ニラや玉ねぎと間違えて食べないで下さいね。