社員ブログ
東京では早くも桜の開花が始まりましたね。 コロナ問題はまだまだ終息しそうにありませんが そんな中の明るいニュースに、心が弾みました。 茨城も今週末あたりから咲き始めるでしょうか。 会社の桜も蕾が膨らんできていて、満開になるのが待ち遠しいです。 さて 桜と聞くとほとんどの方はピンク色の可憐な花を思い浮かべると思いますが 世の中には真っ赤な桜というものが存在します。 私が以前住んでいた某熱帯では桜といえばこの花でした。 戦前移住された方々が、故郷を懐かしみ「南洋桜」と名付けたそうです。
色も形も全然違うのになぜか?
それは、一年に一度だけ、春に咲くから。 美しい花々がそこら中に咲き乱れているような土地でしたが 他の花は年中咲きっぱなしで、風情に欠けるのです。 そのおかげ(?)で、この花だけは別格として扱われ、 「桜」の称号を与えられたのでしょう。 本当の和名は鳳凰木といい、別名フレームツリー/火炎樹とも呼ばれています。 ハワイの南洋桜(テイキンザクラやピンクテコマ)とは別物です。 開花時期は4~6月。本家本元の桜のようにパッと咲いて散るのではなく けっこうダラダラと咲いているので2ヶ月ほど楽しめます。 咲き方は年によって変わり、一斉に満開になる年もあれば ちらほらとまばらにしか咲かない年も。 島が真っ赤に染まるほど咲き誇る景色は、それはそれは美しいのですが、 そんな年は台風の当たり年だと言われています。 これがなにげに当たってるんですよ… 民間伝承は侮れないですね。 ちなみにマメ科なので、花が散った後は豆がなります。 が、うっかり食べちゃった人によると相当まずいそうで食用には適しません。 にいつま