社員ブログ

2月12日 19年目の悲劇 と 冬のフルーツ

それはあまりに突然で、記憶を辿ってみても前兆は無かった。
いや、小さな亀裂はあったのかも知れない。
ただ、慢心から私は気が付いていなかっただけなのか・・・
19年も私を助け支えてくれた相棒が修復不可能な状態になるとは、この瞬間まで知る由も無かったのだ。

2019年 12月29日
それは年末の大掃除に追われている時だった。
私はお天気に誘われるように朝から洗濯機を何度も回していた。
ホットカーペットカバーを洗い終わった時、蓋の調子がおかしい事に気付く。
開いた蓋がいつもの様にキチンと収まらない。
あれ?どうしたのだろう?と思いながら、次の洗濯準備をし、蓋を閉めた時だった。
「バキッ」と、嫌な音が洗面所に響いた。
・・・なんだろう?と思いながらも洗濯機のスタートボタンを押すと、いつもの様に稼働した・・・と思っていたが、なんとソレは蓋に付いている部品が折れた音だったのだ。
センサーが感知されない状態で動くので、暫くして脱水まで進むとエラー音が鳴り響く。
何度もエラー表示を見て対処法を試みるが、うまくいかない。
・・・どうしよう・・・
しばしアチコチ見てようやく部品が脱落している事に気づくが、もはや修復不可能と判断せざるを得ない状況に。

それもその筈、19年前の洗濯機である。
家電の修理部品保有期間を考えれば、サービスセンターに問い合わせするまでもないだろう事は察しが付く(号泣)

しかし、今まさに脱水待ちの洗濯物が洗濯機に入っている状態である。
これはなんとか終わらせないといけない。
隙間に落ちた部品を割りばしで引き上げ、センサー部分に蓋を閉めながら押し込んでみる・・・
何度かチャレンジすると奇跡的に感知され、動き出した。
ううう、やった!と、静かに心でガッツポーズである(笑)
が、こんな事を毎日やっていられる訳もなく、また、新春大売り出しまで待てる訳もなく、泣く泣く家電量販店に駆け込む事に。

一人暮らしの時に買った洗濯機。
洗濯槽の掃除が大変ではあったけれど、2度の引っ越しにも付き合ってくれた相棒。
見限るのが早かったか?なんとか修理出来たか?と思いもしたが、年初めに届いた最新型の洗濯機の性能に溜息が出た。
なんと言う事でしょう、脱水後、洗濯物が絡んでいない・・・(感激)
新製品って、素敵すぎる・・・

かくしてボーナスでハイスペックな相棒を手にしました。
今度は20年?よろしくお願いします(ペコリ)

冬のフルールと言えば、我が家には冬になると指を黄色く染める程のみかん好きがいる。
が、甘味が足りなくてみかん好きの手も伸びない。と言う事も時々。
そんな時はコンポートにしておくと少し目先が変わり、ヨーグルトに添えたりゼリーにしたり。
我が家の裏メニュー的な冬のごちそうです。

調達課 R・K

 


 

 

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