社員ブログ

5月7日 雨引観音

4月に入社しました新妻です。よろしくお願いします。

茨城県に来て7年ほどになります。世間では「魅力のない県」として有名な茨城ですが、山や自然が好きな私にとっては魅力的な場所が多く、いまだに観光客気分であちこち飛び回っています。

そんな私が年に数回は訪れ、県外から友人が遊びに来ると必ず連れて行くお気に入りの場所が雨引観音です。正式名称は雨引山楽法寺、筑波連山のひとつ雨引山の中腹にあります。開山はなんと西暦587年という大変歴史のある古刹で、江戸時代以前に建てられた建造物は県の有形文化財に指定されています。

                   

ここの見所はなんといっても四季の花々です。春の桜、初夏の紫陽花をはじめ、どの季節に訪れてもその時期ならではの景観を楽しむことができます。四月下旬のこの日、桜は既に葉桜でしたが、牡丹、藤、石楠花などが見頃を迎え、山の新緑と相まってとても華やかな雰囲気に満ちていました。

そして、その花々に彩りを添えているのが、境内で放し飼いにされている孔雀たち。木の枝や建物の屋根に留まったり、時々羽を広げたりと自由に動きまわりながら見事にこの場の風景に溶け込んでいます。

                   

カメラ目線、いただきました。牡丹と孔雀の2ショットを狙っていたのですが、なかなか上手く撮れず… 背景が雑草で残念。

さらに、敷地内には鳥舎があり、キジ、キンケイや珍しい白孔雀などが飼育されています。若冲の絵画から抜け出してきたような鳥たちは、まるで動くアート。一見の価値ありです。

このように、花鳥風月の趣が感じられる素敵な空間が展開されているのですが、地元民以外にあまり知られていないのはもったいないな、と行く度に思います。茨城の魅力の一つとして、ぜひ知っておいて欲しい場所です。

雨引山は標高409mと低山ですが、ちゃんと登山道が整備されていてハイキングも楽しめます。山全体がご利益の霊力に溢れているそうなので、歩くだけで運気UPするかもしれません。ポケストップ、ジムも多数ありますよ♪  

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