社員ブログ

4月1日 モノの値段

こんにちは、日本紙工機械グループ早部です。

製作工程が分からなかったり自分にとってあまり価値がなかったりする(低い)モノって安く見積もりがちですよね。

お客様から部品や機械装置の見積もり依頼をいただき見積もりを提出すると
「ええ~こんなに高いの?」
と反応される場合が、多々あります。

決して他社より高いとか、ぼったくっている訳ではないのですが・・・・・・

数年に1個しか売れないしかも図面を探し何回も図面を確認して・・・

・ 出図
・ 発注
・ 加工完了
・ 表面処理(塗装 メッキ 特殊処理等)
・ 検品
・ 梱包出荷(場合によっては、持参納品)

これだけ工程があります。

在庫にない部品は特に高く感じられますが、どうしても一定の経費がかかり、そこに仕入原価と会社としての利益が
加算されます。

つまり「部品代」だけではないんです。

そして、これは仕事に限った話ではありません。

趣味のモノも同じ。

価値が分からない人からすると、だいたいこう言われます。
「なんでそんなに高いの?」
ということで・・・・・・・

過去に言われた「なんでそんなに高いの?」ランキング ベスト3。

第3位 オートバイのパーツ
マフラー ステップ カウル(シールド) ホース類 レバーetc 
まぁまぁいい値段なのですが、当然ほしい。
価格に物欲が勝ちます。
購入すると家族から一言。
「え!なんでそんなもん20万円もするの?」

……はい、興味のない人から見ると、ただの金属の塊です。


第2位 エアーガン
現在進行形の趣味です。
社内でも仲間を増やそうと啓もう活動を行っているのですが、いまだ仲間0人
そんな趣味なので社内にエアーガンの市場価格を知る人もいなので、そこそこカスタムしたエアーガンの価格を聞かれ
答えると皆一様に「高っ」って言われます。

「一緒に遊ぼう!」
「この鉄砲いくらですか?」

「本体3万円で、ドットサイトが3万円、モーター交換2万円、電子基板2万円、ストックオフセット部品が5千円で……」
このあたりで、もう誰も聞いていません。
さらに追い打ち。
「壊れたときのスペアで、同じセットアップがもう一丁あります。」
……あきれ顔。


第1位 天体望遠鏡
光学機器は高いという認識を持っていない人がとても多く、高級一眼レフが高額って認識はあっても望遠鏡や双眼鏡の
市場価格を知っている人って本当に少ないというかそもそも会ったことが無い

2020年土星と木星が大接近した時に会社の会議室に望遠鏡をセットして会社のみんなに天体観測を経験してもらった
ことがありました。

望遠鏡で惑星を見ることって日常ではまぁないので皆さん一様に感動している様子・・・で当然質問が・・・
「これいくらなんですか?」

持って行ったのは入門用の鏡筒と三脚のセットなので、5万円ぐらいなのですが、アイピースが付属品だと覗きにくいので
ペンタックスのアイピースを装着

「うーん合計で10万ぐらいかな」
「高っ」
「いやいや・・・入門用だから安いんだってこれ これとは別の望遠鏡も家にあるけどそっちは50万円だよ」
「・・・・・・・」


結局のところ、モノの値段ってその人にとっての「興味」と「必要度」で決まるんだと思います。

興味がなければ高く感じるし、欲しければ納得できる。
バイクも、エアーガンも、望遠鏡も・・・たぶん、うちの部品も同じです。

工程や手間を知れば「なるほど」と思ってもらえることもあるし、知らなければ、「高いなぁ」で終わることもある。

でもそれって、どっちも普通の感覚ですよね。
私も興味のないものは、きっと「高いなぁ」って思っているはずですし・・・だからこそ、「なんでそんなに高いの?」
と聞かれたら、できるだけちゃんと理由を説明して、できれば少しでも“価値”が伝わればいいなと思っています。



この鉄砲いくらかって?・・・・・・・えーと・・・・・・

                 
        
もちろん もう1丁同じものがありますけど・・・・(納期3カ月 納品待ち)




 

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